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被災孤児たちの新年の願い
発信時間: 2010-02-16 | チャイナネット

 



曹樹軍君(16歳):「根生博愛の家」で働きたい 

曹樹軍君は他の子どもたちとはいっしょに座らず、テーブルの隅に一人で座っていた。私が声をかけても顔を上げてこちらを見ようとはせず、声も小さかったため、何度も聞き直さなければならなかった。 

曹君も進学はあきらめていた。経済的な事情からか、ここでは学業を続けられる子どもは少ないようだ。曹君はいま、街中の小さな食堂で料理を習っている。その気があればこのまま働かないかと言われているが、彼の目はその食堂ではなく、この「根生博愛の家」に向いている。料理には興味があるので、まずはその食堂でいろいろと技術を学び、機会があったら「根生博愛の家」で料理人になりたいと考えている。

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