国防部新聞事務局が明らかにしたところによると、中国人民解放軍が調達したチリ大地震緊急人道支援物資が4日、北京首都国際空港を出発した。今回の救援物資には綿製テント700張、毛布1万枚、発電機100台、浄水装置2台が含まれ、計95.8トン,410立方メートル、総額200万ドル。
中国国際貨運航空有限公司(エア・チャイナ・カーゴ)担当者によると、貨物チャーター機(CA1019)は北京首都空港を離陸後、南京空港で追加の救援物資を積み込み、米ロサンゼルスを経由して北京時間きょう(5日)夜にもチリの首都、サンティアゴに到着する見込み。今回の救援物資には浄水装置、エンジン型発電機100台、毛布1万枚、テント700張など、被災地で需要が切迫している生産・生活物資が含まれる。北京首都空港では救援物資20トンあまり、南京空港では同70トン以上が積み込まれる。
チリ大地震発生後、中国政府はすみやかに緊急人道主義物資援助体制を始動した。計画に基づき、中国人民解放軍は即座に行動を開始、国防部外事弁公室が軍需物資油、交通運輸などの部門と協力、昼夜を徹した懸命の業務の結果、北京、南京、石家庄、蘇州、威海の5市から救援物資を調達、任務は無事完了した。
「人民網日本語版」2010年3月5日 |