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北京、2050年までに「世界都市」目指す
発信時間: 2010-03-05 | チャイナネット

北京市規律検査委員会(規委)担当者によると、「北京版」世界都市量化指標システムの構築が現在進められており、年内には完成予定という。

同担当者の談話内容は以下の通り。

「世界都市」を目指す北京は、次の3段階計画によって目標達成を進める。

1.国内の他都市に率先して現代化をほぼ実現させ、現代国際都市としての基本的枠組みを作り上げる。

2.2020年頃までに、現代化を全面的に実現するよう尽力し、際立った特徴を備えた現代国際都市としての地位を確立する。

3.2050年頃までに、経済、社会、生態が全面的に調和した持続的発展可能な都市を建設すると同時に、世界都市の仲間入りを果たす。

昨年、北京における第三次産業の割合は約75%を達成、世界都市として公認される最低基準をクリアした。同年、北京国際空港における年間旅客取扱量は世界第4位に入った。2015年には、軌道交通の全長は561キロメートルに達し、世界都市の上位レベルに達する見通し。また、都市化レベルや第三次産業就業人口の割合なども、世界都市の基準レベルに接近あるいは達成している。

総合的かつ多方面からの経済予測によると、北京の1人当たりGNP(国内総生産)は、2015年頃に約2万ドル、2020年頃には3?5万ドルに達する見通し。今後数年間の経済発展スピード、実力レベルの上昇、国際化プロセス予測から見て、都市総計画で決定された段階的発展目標は、予定より前倒しで実現する可能性が高い。

現在、国際的に公認されている世界都市は、ニューヨーク、ロンドン、東京の3都市。これら3都市は、世界の金融体系や世界の経済実務において、中心的役割を果たしている。(編集KM)

「人民網日本語版」2010年3月5日

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