北京でオフピーク通勤 渋滞がやや改善

タグ: ラッシュ時,オフピーク通勤

発信時間: 2010-04-14 11:16:30 | チャイナネット | 編集者にメールを送る

北京でオフピーク通勤の実施が始まったことを受けて、北京交通管理部門は12日、ラッシュ時の交通状況はおおむね安定しており、ある程度の改善が見られたことを明らかにした。

北京市公安交通管理局・指揮センターの張臣軍副主任は「交通管理部門科学技術モニタリングのデータによると、12日朝7時から9時にかけて、各館測定指標は前月同期より改善が見られ、市街地の主要道路における交通量は同1.5%減、走行速度は同1%増となった」と説明した。

北京交通管理部門の責任者によると、オフピーク通勤の実施で交通量が分散され、一定の効果が現れたということだ。とりわけ、渋滞が深刻だった朝7時から8時の時間帯では、主要環状道路の連絡線における走行速度が3月同期と比べ6.3%増となったという。

北京市の政府機関などがオフピーク通勤を実施したことで12日、通勤ラッシュのピークは30分前後の遅れが見られた。交通管理部門はピーク時、交通整理マニュアルを始動、巡回警官を増員し、交通秩序の維持に努めた。

交通管理部門の責任者は「オフピーク通勤は始まったばかりで、市民が慣れるまでにはもう少し時間が必要だ」と述べ、一定の時間が過ぎれば、効果はさらに顕在化するとの見方を示した。

北京市に属する各レベルの党・政府機関、社会団体、国有企業、都市部の集団企業は12日から、出勤時間を午前8時30分から午前9時に、退勤時間を午後5時30分から午後6時に調整した。北京の中央国家機関とそれに属する社会団体、国有企業、学校、病院、ショッピングモールなどの通勤時間は据え置き。81万人が調整の対象となったと見られる。

「人民網日本語版」2010年4月13日

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