中国の青少年ネットユーザー数、約2億人に

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発信時間: 2010-04-27 14:43:37 | チャイナネット | 編集者にメールを送る

中国インターネット情報センター(CNNIC)は北京で26日、「2009年中国青少年インターネット利用調査報告」を発表した。これによると、2009年12月末の時点で、中国における青少年ネットユーザー数は1億9500万人に達し、うち74%が携帯電話を利用してインターネットに接続していることが明らかになった。

以下、報告の概要。

2009年12月末の時点で、中国における青少年ネットユーザー数は1億9500万人、青少年のインターネット普及率は54.5%と、ネットユーザー全体の普及率28.9%よりはるかに高い。09年の青少年ネットユーザーの新規増加数は2800万人。

新たに増えた青少年ネットユーザーのうち、携帯電話によるネットユーザーの割合が極めて高い。携帯電話を使ってインターネットに接続する青少年ユーザー数は昨年、前年比73.5%増の1億4400万人にのぼった。青少年ネットユーザーのうち、携帯電話を利用してインターネットに接続する割合は74%と、ネットユーザー全体に占める携帯電話利用者率60.8%を上回っている。一方、デスクトップPCを利用してインターネットに接続する青少年ネットユーザーの割合は69.7%に低下した。携帯電話は、デスクトップPCを追い抜き、初めて青少年ネット接続ツールのトップに立った。

青少年が学校でネットに接続する割合は、2008年の19.1%から2009年には36.3%に増加、前年比17.2%増えた。このうち初等教育(小・中学校)レベルの学生ネットユーザーが学校でネットに接続する割合は最速のペースで増加している。2009年、小学生が学校でネットに接続する割合は36.7%(前年比27.7%増)、中学では46.3%(同比28.3%増)にそれぞれ達した。

青少年ネットユーザーによる2009年のネット利用傾向として、引き続き強い「娯楽性」が見られた。青少年ネットユーザによる娯楽性使用目的のトップ3は順に、オンライン音楽(88.1%)、オンラインゲーム(77.2%)、オンラインビデオ(67%)で、使用率はいずれも、ネットユーザ全体より高くなっている。(編集KM)

「人民網日本語版」2010年4月27日

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