中国国家洪水干ばつ対策本部が19日8時に発表した統計によると、6月13日からの豪雨に見舞われた福建省、広西チワン族自治区、浙江省など9つの省と自治区では合計551万人が被災し、90人が死亡、50人が行方不明となっていることが明らかになった。
18日8時から19日8時まで、湖南、江西、福建、四川、広西などの地域では再び豪雨に見舞われ、そのうち、福建省の閩江は30年ぶりの洪水に見舞われた。また、長江の洞庭湖と鄱陽湖はに洪水が入ったため水位が緩やかに上がっているが、警戒水位までにはいたっていない。
「中国国際放送局 日本語部」 2010年6月20日