中国気象局の22日の予報によりますと、23日から26日までに、長江沿岸とその南部地域では大雨が降り、湖南や、江西、福建、江西などの被害は拡大するだろうとしている。
5月以来、南部では10回にわたって、大雨に見舞われた。降水量の多い長江南部と華南地方の平均降水量は587.8ミリに達し、これまでの最高を記録した。現在、南方の10の省と自治区の被災人口は2515万人に達し、死者は175人となっている。暴雨が相次ぎ、南方の多くの川の流れは警戒水位を超え、一部のダムは危険な状態になっている。
気象部門は、降雨に注目し、湖南、江西、広西などでは増水期におけるダムへの必要な措置を強化するよう各地の主管部門に求めた。
「中国国際放送局 日本語部」より2010年6月22日