サッカーのワールドカップ(W杯)南アフリカ大会の1次リーグE組、日本対デンマーク戦が24日に行われ、日本はデンマークを3-1で破り、同組2位の勝ち点で決勝トーナメント進出を決めた。英BBCの同試合の生中継番組に、日本の名古屋グランパスエイトに在籍していたことがあり、1986年メキシコW杯でMVPに輝いたイギリス出身のゲーリー・リネカー氏がゲスト出演した。
本田圭佑選手が最初のフリーキックを決めたことについて、BBCのキャスターは、「まるでクリスティアーノ・ロナウド選手のようだ」と解説し、偉大なスポーツ選手であると本田選手を絶賛した。
リネカー氏も番組内で、「実に感動的な日本の一撃」と興奮を隠しきれなかった。
本田圭佑選手からボールをまわされた岡崎慎司選手が3点目のゴールを決めた後、リネカー氏は「今大会の最多ゴール数は現在3本で、本田選手はすでに2本のゴールを決めており、もう1本ゴールを決めれば彼は今大会のMVPになるチャンスがあった。しかし、彼はチームの勝利のため、自分のシュートのチャンスをチームメイトに譲った。今回のワールドカップで、彼の契約金は倍になるに違いない」と話した。
リネカー氏の話に続き、BBCのキャスターは、「それは間違いない。本田選手が所属するCSKAモスクワ監督の携帯電話にスカウトの電話が殺到するだろう」と述べた。
「中国網日本語版(チャイナネット)」 2010年6月25日