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大連新港の石油パイプライン爆発事故の消火業務が終盤に入り、深刻に破損した3号原油貯蔵タンクの原油は時間の経過とともに燃え尽き、一部が燃えるだけとなった。現場の消防士が引き続き放水と化学泡を利用してタンクの温度を下げると同時に、タンク付近に原油が流れ込んだ排水溝がないかどうかを詳しく調べ、火事が再発しないようにしている。
事故発生後、1500トンの原油が海に流れ込んだと予測され、海洋汚染対策が既に始まっている。遼寧海事局は原油漏れのあった水域に7千メートルのオイルフェンスを設置し、20艘以上の船が海上で原油除去作業にあたっている。現在までに50トンの原油を除去しており、10数日で全ての作業が完了する計画だ。
「人民網日本語版」2010年7月19日