IOC次期会長 中国人の可能性は?

IOC次期会長 中国人の可能性は?。 国際オリンピック委員会(IOC)のロゲ会長はこのほど、任期満了となる2013年以降の読書、ボート遊び、展覧会鑑賞など優雅な隠居生活についての計画を立て始めたと公言した…

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発信時間: 2010-07-22 16:15:06 | チャイナネット | 編集者にメールを送る

 

ロゲ

 国際オリンピック委員会(IOC)のロゲ会長はこのほど、任期満了となる2013年以降の読書、ボート遊び、展覧会鑑賞など優雅な隠居生活についての計画を立て始めたと公言した。世間はどうしても、後任者の推測に関心が向く。消去法でいくと、次期第9代IOC会長は、欧州かアジアから選ばれる可能性が高い。

 IOC執行委員会は、15人の委員で構成される。内訳は、会長1名、副会長4人、委員10人。現職の副会長4人は、于再清(中国)、マリオ・ペスカンテ(イタリア)、セルミャン・ウン(シンガポール)、トーマス・バッハ(ドイツ)の各氏。前例に倣えば、第9代会長はこの15人の中から選ばれる。特に、副会長4人が次期会長となる可能性は、他の一般委員より大きい。

 今年のバンクーバー冬季五輪大会開催中に副会長に再任されたドイツのトーマス・バッハ氏が、次期会長の最有力候補と見なされている。同氏は1953年生まれ、1970年代はフェンシング選手として活躍、2000年にドイツ・オリンピック委員会の副会長に選ばれた。

 IOC副会長4人のうち、第一副会長のポジションにある中国国家体育総局の于再清副局長も、ロゲ会長の後継者候補として注目されている。于氏が次期会長に選ばれると、史上初のアジア人IOC会長が誕生する。2000年にIOC入りした同氏は、2008年8月7日に開催された第120回IOC総会で副会長に選出され、何振梁に続き、IOC副会長に就任した史上2人目の中国人となった。

 「人民網日本語版」2010年7月22日

于再清(左)、何振梁(右)

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