中国国際救援隊はパキスタンの洪水被災地に入って以来、様々な困難を乗り越え被災者に医療活動を提供している。救援隊は1日平均延べ700人を診察、4日夜までに診察者数は延べ5千人以上に達した。
中国国際救援隊の張利岩・副隊長によると、症状としては皮膚病、下痢、呼吸器感染が最も多く、患者は主に女性と子ども。診察者数は予想の倍以上となっている。隊員は酷暑もいとわず、様々な困難を克服、パキスタン国民への友情と人道主義精神を示している。
中国国際救援隊は先月27日、パキスタン南部の洪水被害が最も深刻なタンド・ムハマンド・ハーン地区に到着、現地を重点に医療支援を提供している。中国国際救援隊は被害が甚大な被災地に初めて到着した国際救援隊で、医療チーム隊員36人、技術者・専門スタッフ19人からなる。
「人民網日本語版」2010年9月6日