「平和発展推進、平和統一促進、民族復興実現」をメインテーマとした「世界華僑華人中国平和統一促進大会」が今月21日と22日、香港で開かれる。大会主催者である中国平和統一促進会香港総会は6日記者会見を行い、関連状況を紹介した。新華社のウェブサイト「新華網」が伝えた。
促進会香港総会会長で今大会の主席を務める高敬徳氏らは会見で、「中国平和統一促進」をテーマにした大会は21世紀に入り世界の10以上の国と地域で開催されており、国内外の中国人の愛国心を結びつける重要な絆となり、また世界の華僑・華人にとって中国の平和統一促進のため、共通認識を培う交流プラットフォームとなっていると語った。近年、大陸部と台湾の関係が新たな形勢、新たな発展を迎えたことで、今回初めて香港で開催され、こういったテーマの大会が香港で開催されることの意義は深い。
大会の蒋麗雲・執行副主席は、今回の大会では「一国二制度」の香港での成功経験をひきつづき力強く昂揚し、全世界の華僑・華人の両岸関係の平和的発展、中国平和統一促進に対する信念をより凝縮・強化し、海峡両岸および全世界の華僑・華人の交流と協力を促進したいと述べた。
主催者によると、大会準備委員会は両岸四地(大陸部、台湾、香港、マカオ)および世界60以上の国と地域の1200人近くに招待状を送付した。その中には台湾代表600人以上、海外代表200人以上が含まれる。大会で要綱文書「香港宣言」を通過させるほか、「両岸平和発展」「両岸経済貿易協力」「両岸文化教育」「青年交流」の4フォーラムを開催する。
「人民網日本語版」2010年9月7日