朝鮮中央通信は8日、中国人民志願軍に関する文書を掲載、「歳月が流れ去ろうとも、朝鮮人民は、中国人民志願軍が朝鮮戦争中に打ち立てた勲功と軍が発揚したインターナショナリズムの精神を決して忘れることはない」と論じた。
以下、同文章の概要。
朝鮮が厳しい局面に立たされた朝鮮戦争中、中国共産党と政府は自国の優秀な軍隊を朝鮮の前線に派遣し、同じ塹壕(ざんごう)で朝鮮人民と共に戦い、たぐいまれな自己犠牲の精神と集団的英雄主義の精神を発揚した。朝鮮人民は今もなお、自らを犠牲にして銃眼を塞いだ黄継光や朝鮮人少年を救うために自らの命を犠牲にした羅盛教など烈士達を忘れることはできない。
志願軍は苦難に満ちた戦争中、朝鮮人民を手助けして耕作や種まき、秋の収穫をはじめ、爆破されたダム、堰、道路、橋梁の修復作業を行い、命がけで朝鮮人民の生命と財産を守った。
朝鮮戦争中、中朝両国の軍隊・人民との間には、仲間意識や協力精神が満ち満ちていた。志願軍が打ち立てた偉大な功績は、日ごとに発展する中朝両国の友好とともに、永遠に存在し続ける。
「人民網日本語版」2010年9月9日