元ガールフレンドが家具を修理した斧。 |
感情の吐露
AFP社は博物館創設者たちの言葉を引用して次のように伝えている。「この博物館の主旨は人々に感情を吐露する方法を提供することにある。寄贈することで、過去の愛情と関係のある物品や失恋の負担から逃れることができる。」
創設者の2人はアーティストで、かつては4年間恋愛関係にあった。5年前に2人は別れ、また失恋の心の傷の「遺産」をどうやって処理するかを話し合い、「失恋博物館」創設のアイデアを得たという。
創設者の一人は「昔の美しさが変わってしまった物も、破壊されるべきではないと考える。何らかの方式で保存すべきだ」と語っている。彼らは2006年にゼグラブで「失恋博物館」を設立し、人々の感情を収蔵することにした。
創設者は、寄贈者たちがそれぞれの新しい生活を開始することを信じていると語っている。
「人民網日本語版」2010年10月18日