南京鄭和宝船工場で20日、鄭和の宝船復元式が行われた。同工場では実際と同じスケールの遠洋航海可能な「明代の鄭和の宝船の復元船」の主体が既に三分の二完成し、宝船の肋骨設置式が行われた。復元された宝船は全長71.1メートル、排水量1600トン、上から順に第二甲板、主甲板、舳と船尾の楼の甲板、操縦室甲板、操縦室天上板と合計5層からなり、マスト6本に帆6枚、メインマストは高さ38メートル。復元された宝船は中国の伝統的な木造船建造技術で造られており、2011年には船体が完成、2012年には機械・電力設備や帆のテストが行われ、2013年には試験航海が行われる計画だ。
「人民網日本語版」2010年10月21日