中国航空科学技術グループ宇宙技術研究院は21日、「火星は月に次いで、中国の宇宙探査の2番目の星となる可能性がある。中国は現在、すでに周回探査の方案を提出した。早ければ2013年に衛星を打ち上げる予定だ」と述べた。
これについて専門家は、「中国は月の探査衛星『嫦娥一号』、『嫦娥2号』の打ち上げに成功した後、飛行機器の設計レベルがある程度に高められた。現在、すでに独自に火星探査を行う技術の実力を持っている」と述べた。
なお、火星は地球からの距離は約4億キロもある。火星には地球と同じように大気があるほか、春夏秋冬の変化があることも割っている。しかし、月探査に比べ火星の探査と測定データーの収集はより難しいということである。
「中国国際放送局 日本語部」より2010年10月22日