オランダ・ロッテルダムで開催中の2010年世界体操競技選手権大会は、北京時間22日早朝に男子団体決勝が行われ、中国が日本を抑え11回目の優勝を果たした。日本は準優勝。
今回の世界選手権では、中国代表の顔ぶれが北京オリンピックの時と一変した。北京オリンピック優勝メンバーのうち代表チームに残ったのは陳一氷選手ただひとり。その脇を固めたのは、滕海濱、馮暑・A厳明勇、世界選手権初出場の呂博とルーキー張成竜の各選手。絶対的な実力は、黄金期のメンバーには及ばないとはいえ、中国代表チームの全体的な実力は今なお衰えず、予選から決勝までの素晴らしいパフォーマンスで、中国男子体操の実力を見せつけた。中国男子チームは来年、東京で開催される世界選手権に、中国チーム史上初となる5連覇の夢を託す。
「人民網日本語版」2010年10月22日