台風13号の豪雨による土砂崩れで蘇花道路に閉じ込められた中国大陸部の観光客の内、依然として20人が行方不明となっている。記者が24日、様々な障害を乗り越えて被害が最も深刻な114.5キロ地点に入った。写真は土砂崩れ現場。観光客はバスから脱出している。
25日に遺体の一部が発見された蘇花道路112.8キロ地点では、台風の豪雨によって21日に発生した土石流が道路を覆い、破壊されたコンクリート板が道路脇に垂れ下がっている状態を目にすることができる。
台湾の蘇花道路では25日、行方不明になっている中国大陸部からの観光客の捜索活動が4日目を迎えていた。写真は114.5キロ地点、傾斜角が75度に達する広い渓谷の中で広範に捜索を行う台湾の救助隊。
「人民網日本語版」2010年10月26日