済南市中心医院は衛生部が確定した全国のスーパー細菌モニタリング拠点医院19カ所のうちの一つで、同院の病原微生物実験室はスーパー細菌モニタリングの重責を担っている。スーパー細菌検出には4つのプロセスが必要だ。業務員はまず臨床患者の感染部位から採ったサンプルを培養地に植え付け、二酸化炭素の培養箱に入れて18時間から24時間培養。培養後、細菌の鑑定と薬物耐性試験を行い、薬耐性反応の疑いがあれば「臨床遺伝子増幅検査実験室」へ送られ遺伝子分析が行われる。早ければ2、3日でスーパー細菌かどうかが確認できるという。写真は済南市中心医院病原微生物実験室の培養皿の中の細菌(10月29日撮影)。
「人民網日本語版」2010年11月1日