冷たい空気の影響を受けて、中国北部の海域では3日、連続して3件の海難事故が発生した。貨物船「中泰上・5」号は大連長興島海域で転覆、船上の14人のうち3人が救助されている。煙台蓬莱長島付近の海域では「魯長漁965」号が浸水して沈没の可能性があり、乗組員9人が救援を待っている。「魯竜漁3618」号は煙台竜口付近の海域で沈没して5人が海に投げ出され、そのうち3人は救助されたが2人が行方不明になっている。交通運輸部北海救助飛行隊からヘリコプター3機が出動して、事故のあった海域で救助活動にあたっている。報道の時点で、救援活動は引き続き行われている。写真は3日、貨物船「中泰上・5」号の船底の上で、遭難者を救助する交通運輸部北海第1救助飛行隊B-7126救助ヘリコプターの救助員(オレンジのライフジャケット着用)。
「人民網日本語版」2010年11月4日