第16回広州アジア競技大会の開幕式が12日に行われる。開幕式では珠江の海への出口の海心沙島と高さ600メートル以上に達する広州タワーをとりまき、フランスの花火設計士と中国の花火専門家・劉琳氏が組織するグループが手がけた花火が広州の夜空を飾ることになる。アジア競技大会の開幕式と閉幕式の花火の中国側総設計士・劉琳氏によると、この火のパフォーマンスは嶺南文化の柔和でロマンチックなカラーを十分に表現すると同時に、スポーツへの情熱を湛えている。広州タワーを中心とする55秒の火のパフォーマンスでカウントダウンを行う計画で、炎で描かれた花が開く様子は北京オリンピックの「足跡」に匹敵する美しさだという。
「人民網日本語版」2010年11月10日