北京では21日未明から5級-6級、瞬間的には7級に達する大風の天候となった。強い風で巻き上げられた砂埃が朝外出する多くの市民を悩ませた。気象部門によると、外来の砂埃の侵入はないため、強い風は北京の一部地域でのみ砂埃の気候をもたらし、市全体の規模にはならなかった。
北京市気象局が21日に明らかにしたところによると、気象部門の観測ステーションでは現在までのところ、朝陽区でのみ局地的な砂埃の天候を観測、その他の地区では大風によって連日北京上空を覆っていた霧が吹き飛ばされて青空が広がり、空気の透明度が上がっている。
また気象専門家によると、今回の大風で気温低下が起こり、21日日中の最高気温は摂氏9℃前後で、前日昼に比べて4℃前後低下している。夜間の最低気温は零下3℃で、前日の夜間に比べて5から6℃低下した。
「人民網日本語版」2010年11月22日