2011年の新年を控え、中国各地の農村部で親の帰りを待つ「留守番子ども」が、故郷を離れ、都市部で働いている親たちに新年の祝福を送っている。
中国東北部の瀋陽市にある出稼ぎ労働者の子どもが多く在籍する砂山四小学校では、『お父さん、お母さん、新年おめでとう』と題したイベントが行われ、615人の生徒が親に宛てた手紙を書き、新年の祝福を送った。
また、中国南部にある江西省の徳興市潭埠小学校では、600人余りの子どもたちが、親たちに新年の祝福を送るため、自ら作ったハート型の紙片を組み合わせ、長さ10メートル、幅150センチの横断幕を作った。
「中国国際放送局 日本語版」より2011年1月2日