中国南部の各地域では、20日雨や雪が降り続いた。同日、湖南、江西、安徽、浙江、上海の各地は大雪に見舞われ、貴州、湖南中南部、江西中部ではみぞれが降り、春運(旧正月期間の交通量ピーク)に大きな影響が出る模様。長春、杭州、南昌、南京、上海の各空港では、発着フライトに遅延が見られ、貴州、重慶、四川、雲南、湖南、湖北、安徽、江西、上海、広西11省(自治区・直轄市)の道路では交通規制が敷かれた。中国新聞社のウェブサイト「中新網」が伝えた。
湖南、貴州、湖北の一部地域では、18日から大雪が続いている。路面は積雪・結氷現象が現れ、広い範囲で交通に支障が出た。交通運輸部道路管理局によると、春運の2日目となった20日も、南部ではひどい雨や雪が降った。20日9時の時点で、貴州、重慶、四川、雲南、湖南、湖北、安徽、江西、上海、広西11省(自治区・直轄市)の高速道路12本、国道11本、省道11本で、局地的な通行制限が行われた。
民用航空資源網の統計データによると、20日11時の時点で、全国18都市で降雪が見られ、上海、杭州、武漢、合肥、南昌、長沙、寧波、南京、無錫など各地の空港では、フライト発着に影響が出ている。長春、杭州、南昌、南京、上海虹橋の各空港では、フライトの大幅な遅れが出た。
「人民網日本語版」2011年1月21日