インターネットドメイン管理団体のIANAやICANNなどが2月3日、IPv4アドレスの中央在庫の割り振りがすべて終了したと発表した。これで中央在庫は完全に枯渇したことになる。
このほど、IPv4アドレスの中央在庫が枯渇状態になるというニュースが話題になっており、波紋が広がっている。IANAやICANNなどの団体は「IPv4アドレスの中央在庫は枯渇したが、次世代IPアドレス規格IPv6の普及を以前から積極的に進めてきた」として、同規格への移行を促している。IPv6はIPv4よりもはるかにアドレス数が多くほぼ無限のため、インターネットドメインが枯渇する心配はない。
「中国国際放送局 日本語部」より2011年2月5日