11日に日本で起きた大地震は日本に重大な損失をもたらし、中国の国民の間でも心配する声が上がっている。中国のあるネットユーザーはこのほど、自ら作詞し、ニュースで流れる災害の映像を利用して特殊なミュージックビデオを制作した。制作者はこのミュージックビデオを通し、地震の被害を受けた日本と雲南省に祈りを捧げ、「愛に国境はない」ことを伝え、隣国に救援の手を差し伸べるよう人々に呼びかけ、被災者に対する深い慰問の意を示した。
「中国網日本語版(チャイナネット)」2011年3月14日
次は歌詞の大まかな意味
天災に情なし 人間に愛あり
作製:声情相擁
曲:大橋卓弥
歌詞:小珂
永遠に声を出して話ができない人もいる
家を失われた人もいる
人間が生きていくのは容易なことでないだろう
地震、津波、嵐 それでも秩序を乱さない被災者
地震に対応する能力を 私たちは見習うべきだろう
ふるさとが川に変わった
私たちも経験したことがある
その悲しい気持ち 今もはっきり覚えてる
一瞬でなくなった命
別れを告げる間もなく
離れていった家族
汶川と玉樹を振り返ると 多くの出会いや別れがあった
世界各地から差し伸べられた救援の手で 青空が再び現れる
どこかに災害が起きれば八方から援助が来る 苦難に遭った人は孤独じゃない
隣国もわが国を助け 苦難を分け合ったことがある
情に厚い中国人 災難を無視しないで
日本も雲南も 私たちは同じように祈ってる
愛に国境はない 私たちは幸せを祈る
蒼井そらもかご猫も関係ない
雨や風が強くなっても 同じ船に乗って助け合う人はいる
無情な天災に人間は負けない
世界みんな家族だ
差し伸べる私たちの手 中華民族に恥じない
天災に情なし 愛に国境なし
生きている人に祈りを捧げ 亡くなった人に哀悼を捧げる