日本新聞網が13日夜に伝えたところによると、日本の大地震で中国人の犠牲者が出た恐れがある。山東省出身の中国人研修者40人が岩手県大船渡市の水産加工企業3社で働いている際に、地震と津波に襲われ、日本新聞網の報道時点ではこれら研修生の安否が判明していない。
研修生40人は日照市信合国際交流センターが派遣したもので、地震発生時にはちょうど大船渡市の水産加工企業3社で働いていた。日本新聞網が得た情報によると、中国の研修生が働く「国洋」などの水産食品企業はいずれも浜辺の埠頭近くにあり、また大船渡市は今回の地震の震源地から最も近い地域の一つでもある。地震発生後、津波は10数分で大船渡市に到達し、その高さは9メートルに達していた。今回の津波は大船渡市の市街地を一掃し、大多数の家屋は津波で押し流されている。
中国から到着した救援隊は13日夜に大船渡市に到着し、中国人研修生の捜索と救助に参加している。写真は津波に襲われた大船渡市の市街区。
「人民網日本語版」2011年3月15日