朝鮮赤十字会中央委員会の張在彦(チャン・ジェオン)委員長は14日、東日本大震災の被災者に対する心からの同情と慰問の意を日本赤十字社の近衛忠輝会長に伝えた。中国国営の新華社通信(電子版)が朝鮮中央通信の報道として伝えた。
張委員長は電文で、「東北地方で発生した前例のない地震と津波により、日本は甚大な被害に見舞われた。朝鮮赤十字会は犠牲者とその家族に深い同情と慰問の意を伝える」と述べ、「日本赤十字社の積極的な努力により、被災者の生活が1日も早くもとに戻ることを願っている」と語った。
朝鮮赤十字会が慰問電報を打ったのは今回の地震が発生して以来初めて。ここ数日、朝鮮メディアは今回の地震による被災状況を相次いで報道していた。
朝鮮と日本はいまだ国交を結んでいない。
「人民網日本語版」2011年3月15日