中国土地探測計画院・都市地価観測グループが発表した最新報告によると、2010年、中国全国で住宅地価が最も高い都市は浙江省の杭州市で、その平均価格は1平米2.28万元に上ったということだ。
2010年、中国の地価と不動産価格は速いスピードで成長し、地価の増加率が不動産価格の増加率を超えた。なお、杭州の次に住宅地価が高いのは上海で、平均地価は約1平米2万元、深セン、アモイ、北京、福州がこの後に続いている。
報告によると、2011年の住宅市場の変化はますます予測しにくくなるということだ。海外と国内の金融環境の把握や貨幣の過剰流動性の抑制などが、地価、不動産価格高騰の抑制に繋がる鍵になると見られている。
「中国国際放送局 日本語部」より 2011年3月26日