韓国のモデル、キム・ユリ(22歳)が18日夜(から19日未明の間)にソウル・三星洞の自宅で服毒自殺を図り、病院に運ばれたが死亡した。彼女は自殺前に自分のホームページで自殺をほのめかすような文を発表している。台湾「今日新聞」が韓国メディアの報道として伝えた。
1989年生まれのキム・ユリは2007年にモデルコンテストで頭角を現した。18日夜(から19日未明の間)服毒自殺を図った彼女を友人たちが病院に運んだが、死亡したという。
キム・ユリは自殺前に自分のホームページに「どんなに考えても、100回以上考えてみても、世界には私ひとりだけだ」と自殺をほのめかすような言葉を残している。彼女は2005年にも「自殺は弱虫の最後の臆病な行為だ。しかしもし臆病でなければ、恐ろしい事に直面することになる」、「韓国のモデルの世界は狭すぎる。有名になるのは難しい」等と思いもよらない言葉を書き、当時も自殺の考えがあったのではないかと疑われる。
キム・ユリは生前何度も韓国国内の大規模なファッションショーに出場しただけでなく、数多くのブランドのイメージキャラクターもつとめている。2009年には自転車のイメージ大使もつとめ、ドラマ「家への道」にも出演した。
「人民網日本語版」2011年4月20日