中国全国人民代表大会内務司法委員会の調査研究報告によると、全国で2009年に調査・処分された飲酒運転事故は31万3千件、うち酒酔い運転によるものは4万2千件だった。国家公安部交通管理局の統計データによると、2006年から2010年の間に、飲酒運転で死亡した人は年間約3500人、負傷者は約9千人。
専門家は「工業化・現代化発展に伴い、自動車は人々の日常生活に浸透したが、運転時のマナーがこれに追いついていないのが現状。運転行為を法律でコントロールする必要がある」と指摘。飲酒運転の根絶については「ドライバーの自覚が十分でない限り、法律を厳格に執行する以上に有効な方法はない」としている。
「人民網日本語版」2011年4月22日