現地時間の2日、パキスタンのアボタバードではビンラディン容疑者が銃殺された隠れ家が明らかにされた。現地時間の早い時間に米軍はパキスタンのアボダバードでビンラディン容疑者の隠れ家に対する行動を起こして同容疑者を銃殺した。
中国新聞網が3日、韓国「中央日報」の情報として伝えたところによると、米国当局はイスラム世界では死者を24時間以内に埋葬する習慣を尊重し、ビンラディン容疑者の死体を海に水葬したとしているが、これが人々の疑問を集めている。
米ABCによると、米国政府の官僚は「ビンラディン容疑者の遺体を受け入れることを望む国は一つもなく、土葬した場合に埋葬地が追従者に聖地と崇められる可能性があるため、遺体を水葬することに決定した」と明らかにしてる。
しかし英「ガーディアン」の報道では「米国はムスリムの死者に対してこれまで24時間以内に埋葬処理した前例がない」、「イラクのサダム・フセイン元大統領と2人の息子が死んだ時には、11日後に初めて埋葬した」と述べている。またイスラム世界には墓碑を立てる習慣はないため、土葬したとしてもビンラディン容疑者の墓地がテロリストの聖地になる可能性は非常に小さいと指摘している。
「人民網日本語版」2011年5月4日