広東省海洋漁業局は14日、国家海洋局から第一弾の無人島の開発利用を認可された同省は、対象となる島の半分以上を観光地として開発していく方針だと明かした。
省海洋漁業局の李建設・巡視員によると、省には2376の島や岩礁があり、このうち面積500平方メートル以上の島は759島あるという。国家海洋局がこのほど公表した第一弾開発利用無人島リストには、全国8省・自治区にある176の島が挙がっており、広東省の島は60島入っている。
広東の60島を主要機能で分けると、観光島、公共サービス島、交通工業島、農・林・漁業島の4種類に分かれる。このうち、観光島は32島ある。
李巡視院は、「観光島は全体の半分以上を占める。生態という高い視点から無人島観光ツアーの企画に着手し、経済開発と環境保護の足並みが揃った無人島の開発を目指す」と語った。
「人民網日本語版」2011年4月15日