中国海洋学会が主催する大型科学展「ガイアの共通のふるさと・海を守る」が北京で開幕した。国家海洋環境予報センター担当者によると、中国では南シナカ海に特化した津波早期警報センターを設立する準備が整ったという。北京の日刊紙「京華時報」が報じた。
中国海域は一連の島に囲まれていることから、大津波の発生率がやや抑えられているが、中国は沿岸部各地に津波予報体制を構築した。それに比べ、中国海域の南シナ海では大津波が発生する可能性はかなり高い。中国ではすでに、関係諸国と協力し、南シナ海に特化した津波早期警報センターを設立する準備が整っている。
「人民網日本語版」2011年5月16日