広州社会保険25周年記念座談会が15日、広州で開催された。清華大学就業・社会保障研究センター主任の楊燕綏教授は座談会で、「中国の労働力は2015年以降、年800万人のペースで減少する。同時に、65歳以上の人口は年800万のペースで増加する見通しだ。2035年には、15歳から64歳の人口は8億1千万人、65歳以上の高齢者人口は2億9400万人に達する。学生、無職、身体障害者、早期退職者を除くと、納税者0.9人が高齢者1人の面倒を見るという状況に陥り、納税者はさらに子どもを養わなければならない。中国の養老保険基金が1千億元以上不足している現況のもとで、政府の公共財政に社会保障予算を組み入れる必要が出てくることは必至だ」と述べた。広州日報が報じた。
「人民網日本語版」2011年5月16日