中国の高速鉄道列車は6月1日から、切符を実名で買うことになる。そのため、切符は十日前に予約できるという規則によって、乗客は5月22日から、身分証明書を持って切符を買いにいくことになる。
北京、瀋陽、成都などの鉄道管理局は16日、切符実名購入の流れについて報告した。
有効な身分証明書は、身分証、戸籍証明証、軍人照明証、パスポートなど24種類である。そして、1.5メートル以上、16歳以下の未成年者に対しては、学生証が使用可能である。
乗客は身分照明証もしくはコピーを持っていけば、切符が買える。また、利用者の身分照明証やコピーを持っていけば、代理購入も可能である。しかし、一人の身分照明証では、同じ日、同じ駅、同じ車両の切符一枚しか買えない。切符は駅の切符売り場で買えるほか、自動切符売り機での購入や電話での予約も可能だという。
「中国国際放送局 日本語部」より2011年5月17日