それどころか、子供たちの純粋な愛に喜びを感じたりもする。前に、娘が通う学校で保護者会に参加したとき、一度も話したことのない1人のお母さんが寄ってきて、彼女の息子が私の娘を好きになったという話をした。これを非常にうれしく思った彼女は、わざわざ私のところに寄ってきて声をかけ、あいさつしたというわけだ。
家に帰り、子供の反応が見たいと思いこのことを話すと、顔を真っ赤にした娘は数秒後に前歯を見せ、憎々しげに「あのバカ男?大嫌い!」と言った。
今、娘はその男の子と会うと、きっと敵であるかのような態度をとっていると思う。私も小さい時にある男の子から「好き」と書かれた紙を渡されたことがあるが、私はその前歯が大きく、顔にそばかすがある男の子のことが好きではなかった。そのため、その時から、その男の子と会うと敵であるかのように目をむいて怒った顔をするようになった。
「中国網日本語版(チャイナネット)」2011年5月30日