児童節、70後や80後の「大きな子供」もお祝い 

児童節、70後や80後の「大きな子供」もお祝い 。 6月1日の児童節が近づいている。祝日の主役は、実は子供だけではないようだ…

タグ: 児童節,80後

発信時間: 2011-05-30 15:21:32 | チャイナネット | 編集者にメールを送る

 

 6月1日の児童節が近づいている。祝日の主役は、実は子供だけではないようだ。多くの「70後(1970年代生まれ)」や「80後(1980年代生まれ)」も、自分の子供に便乗してこの祝日を楽しんでいる。

 子供心をまだまだ失っていない「70後」や「80後」が29日、雲南野生動物園で前倒しの「児童節」を楽しんだ。マリンシャツを着て、赤いスカーフに三本線をつけた「大きないたずらっ子」が、三三五五群れをなして、宝探し、輪回し、お手玉など懐かしい遊びを始めた。ある「80後」の父親は、2歳の子供を抱いて、昔流行ったぜんまい仕掛けのカエルのおもちゃ「鉄皮青蛙」で喜んで遊んでいた。

 「70後」の張文軍さんは、ファミコンの前に座り、コナミのアクションゲーム「魂斗羅(コントラ)」に夢中になっていた。9歳の息子はうしろに立ったまま羨ましそうに父親を見ている。張さんは息子に一緒に遊ぼうと誘うのだが、息子は一緒にゲームするとは言わない。張さんは、「私たちの遊びは、オンラインゲームやPSPで遊んでいる今の子供には理解しがたいようだ。私は、ちょっと遊ぶとストレスが発散され、まるで子供の頃に戻ったかのように楽しい気持ちになる」と話した。

 児童節をきっかけに、「懐かしさ」を売りにした商売も盛り上がりを見せている。オンラインでは、トランスフォーマー、積み木、ルービック・キューブなど「80後」にとって大切な想い出グッズが爆発的に売れている。昆明の各大型玩具店や商店も軒並み、「昔懐かしい」商品を目玉として打ち出し、各種優待策を講じ、「大きないたずらっ子」の目を引いている。

 ある玩具の実店舗では、四輪駆動車や日本のファミコンなど、ひと昔前の玩具が、高値で販売されている。店員によると、多くの大型玩具を買っていくのは、70後と80後が主流という。6月1日の児童節を前に、トランスフォーマーは数十セット売れた。そのほとんどがコレクションを目的としたものだという。

 玩具店でガールフレンドへのプレゼントを物色していた「80後」の黄文竜さんは、「この数年ずっと、自分自身も児童節を楽しみ、単純で楽しく、想い出いっぱいの子供時代を懐かしんでいる。二度と当時に戻れないのは残念だけど」と話した。

 「人民網日本語版」2011年5月30日

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