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チャイナネット米国人スタッフ四川被災地紀行 北川の悲しみと希望 |
発信時間: 2011-06-01 | チャイナネット |
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Corey Cooper
四川被災地区での4日間、私の心は、時に憂いと悲しみ、時に希望という、複雑な気持ちでいっぱいだった。 取材クルーが被災地で最初に訪れたのは北川旧県城で、そこの住民はとっくにそこから車で20分ほど離れた新しい場所に移り住んでいた。 北川旧県城は四方を山に囲まれた谷底に位置しており、地震の際は巨大な力が山を切り崩し、一気に流れ込んだ土石流が、一瞬にして県城を飲み込んだ。 旧県城の交通要所は今、瓦礫の山となっている。地震の際に全ての建物が倒壊し、その場で4人が犠牲となった。県農業銀行ビルも骨組みを一つ残すのみの姿となったが、地震発生後、北川県党委員会はここで一度、救援活動の計画を立てるための臨時会議を開いたこともある。 震災後、北川旧県城は地震記念館となり、人々が犠牲者を追悼する場となった。現地の役人によれば、震災の生存者はめったにここに来ないという。なぜならみな、あまりにも辛い記憶に正面から向き合うことができないからだ。 役人は言う。「みんな地震記念日当日にだけ戻ってきて犠牲になった家族や友人を追悼している。」
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