暴雨後も浸水が続く道路 |
成都は3日午後、今年最大の暴雨に見舞われた。雨は3時ごろから降り始め、3時半ごろには市全体が雲に覆われ、夜になったかのように暗くなり、午後6時過ぎまで3時間あまりにわたって降り続けた。
暴雨の影響で市全体が水浸しとなり、市内の低地100カ所以上で水の深さが50センチほどに達し、水にとらわれて動けなくなった自動車がいたるところで見られた。
四川省気象局は午後4時に暴雨オレンジ色警報を発表、成都、綿陽、楽山、雅安などの都市では降雨量が100ミリ以上に達し、局地的には250ミリを上回ると警告した。
雨が止んだ午後6時以降に成都市内を取材したところ、依然として浸水している場所が多く見られ、暴雨による渋滞もまだ緩和されていなかった。第二環状道路南側の区間では自動車が数キロに渡って列を成しており、浸水のため動けなくなり、路肩に停車して救援を待つ車も多く見られた。
「人民網日本語版」2011年7月4日