「高考」後に高校生の海外旅行ブーム 上海

「高考」後に高校生の海外旅行ブーム 上海。

タグ: 高考,高校生

発信時間: 2011-07-09 10:52:32 | チャイナネット | 編集者にメールを送る

中国の大学統一入試「高考」が終わり、学業のプレッシャーから解放された上海の高校生の間で海外旅行(香港・マカオ・台湾を含む)ブームが起きている。東南アジア諸国、香港・マカオの人気が最も高く、米国、欧州など遠方ツアーも旅行好きの青少年の注目を集めつつある。「中国新聞社」が伝えた。

上海鉄路辺境検査部門関係者は7日、「高考」後、上海-香港を結ぶ列車はすでに半月ほど乗車率が100%を超えていると語った。香港行き各列車はいずれも定員をオーバー、利用者数は昨年同期比約15%増えた。7日の出国(出境)者数は延べ529人と記録を更新、うち16歳以下の青少年が約3割を占めた。

香港行き列車のみならず、上海二大空港の出国ロビーも若者でにぎわっている。空港辺境検査部門の統計によると、先月9日に高考が終わってから今月7日までの約1カ月間、上海浦東、虹橋の二大空港から出国(出境)する中国籍高校生総数は延べ5490人に上り、昨年同期比66%増え、中でも家族・親子単位の小規模ツアーが珍しくない。日本を観光で訪れる学生数は東日本大震災と原発事故の心配から、昨年同期比でおよそ半減している。上海空港辺境検査部門関係者によると、この「出国(出境)ブーム」は「中考(高校統一入試)」が終わり、小中学生や高校生の夏休み期間中にピークを迎え、8月下旬まで続くと見込まれる。

「人民網日本語版」2011年7月8日

日本人フルタイムスタッフ募集
「中国網日本語版(チャイナネット)」の記事の無断転用を禁じます。問い合わせはzy@china.org.cnまで

コメント

コメント数:0最新コメント

コメントはまだありません。