7月24日、救出後病院に搬送される女児 |
温州市消防分隊は24日夜、温州で発生した高速鉄道事故の現場で、同日午後5時15分ごろ、1人の女の子が車両内から救出されたことを明らかにした。新華社が「温州商報」の報道として伝えた。
24日午後5時15分ごろ、救出活動にあたっていた消防隊員が、車両内に残された2歳半の女児・項◆伊ちゃんを発見した。事故発生から20時間ぶりに救出された項◆伊ちゃんはただちに病院に搬送され、応急手当てを受けた。
項◆伊ちゃんは23日、両親とともに浙江省杭州発・福建省福州南行きD3115列車16号車に乗車した。事故発生後、項◆伊ちゃんと両親は離れ離れになった。両親の行方は依然不明で、親族が温州に駆けつけた。
応急手当を担当した医師によると、項◆伊ちゃんは、左下肢にやや重い打撲傷を負っているが、健康状態は良好という。
※◆は火へんに「偉」のつくり
「人民網日本語版」2011年7月25日
7月24日、救援活動にあたった消防隊が撮影した女児救出の様子 |