深センで行われる2011年ユニバーシアード大会の中国代表団が1日午前、北京体育大学で結成された。代表団に選ばれた選手505人は全員、中国の国籍と正式な大学の学籍を有し、18歳から28歳までという年齢基準も満たしている。選手名簿には、北京五輪飛び込みの金メダリスト・陳若琳選手やエアロビクス世界大会チャンピオンの黄晋萱選手の名前が見られた。南方日報が報じた。
第26回ユニバーシアード大会代表団の楊立国・執行団長は「ユニバーシアードに参加する選手は全員、大学に在学中の学生で、オリンピックや全国体育大会に比べ、管理面で難しい問題がある。このような事情から、800人以上で構成される中国代表団のうち、選手はわずか505人で、それ以外は各競技種目の監督、担当医、関連スタッフだ」と述べた。
中国代表団の一部選手は、先月20日から北京体育大学で合宿トレーニングを開始している。15日間の合宿を終えると、新体操チーム以外の選手は、今月5日にユニバーシアード村に入る予定。楊執行団長によると、選手団は、女子サッカー、女子バレーボール、卓球、バドミントン、射撃、チェス、体操、飛び込み、重量挙げ、アーチェリー、柔道、テコンドーなどの競技種目で上位入りが期待されており、世界一を目標に、最低でも前回の3位を死守するとしている。
「人民網日本語版」2011年8月2日