「毎日退勤時間に携帯が鳴ると、また何かあって残業しなければならないのかと、ぞっとする」----。中国医師協会などが共同で発表した「2010年中国都市ホワイトカラー健康白書 」によると、北京や上海など一線都市(大都市)で働くホワイトカラーのうち、6割近くが「過労」と感じている。
ホワイトカラーが一番疲れている中国の都市を見てみると、香港がトップで、2位が北京や上海ではなく、蘇州であることには驚かされる。ランキングの上位6都市は以下の通り。
1位 香港
○「働いた分しかお金にならない」という危機感がかねてから強い。
○投資思考を持つ人が多い。
○芸能人には恋愛する時間も休む暇も永遠にない。
○副業と「充電」はホワイトカラーの両翼。
○インスタント新聞の販売量はつねに最多。