米国の健康情報サイト「ヘルスデー」(HealthDay)によると、結婚生活が体型に及ぼす影響は男女によって違い、女性は結婚後太る傾向があるのに対し、男性は離婚後に太る傾向があることが、オハイオ州立大学の研究グループが最近行った調査で明らかになった。人民日報が発行する健康雑誌「生命時報」が報じた。
オハイオ州立大の研究グループは30歳以上の人が結婚あるいは離婚すると太りやすく、年齢が高くなればなるほどそのリスクが高くなることを突き止めた。同大学の社会学教授はその原因について「女性は結婚後家事に忙しくなり、運動不足になる。一方男性は、結婚後は妻が食習慣の管理を行ってくれるものの、離婚後はそれがなくなり、体重増加につながる。体重がわずかに変化する程度のケースがほとんどで健康を脅かすというほどのものではないが、体重が急激に増加した場合は健康に害を及ぼす恐れがある」と分析している。
「人民網日本語版」2011年9月1日