旧日本軍が細菌戦を行った新証拠が発見
旧日本軍が細菌戦を行った新証拠が発見。
タグ： 日本軍細菌戦
発信時間： 2011-10-16 15:45:16 | チャイナネット | 編集者にメールを送る
日本のNPO法人である731部隊・細菌戦資料センターの研究者、奈須重雄氏が15日に東京で、中国を侵略した旧日本軍の731部隊が中国で細菌戦を行った新たな証拠が見つかったと発表した。
奈須氏はこの日に東京で開かれた市民集会で、3ヵ月前に日本国立国家図書館の関西分館で、731部隊の軍医であり、日本陸軍軍医学校防疫研究室の金子順一少佐が1943年12月に書いた論文が見つかったことを明らかにした。
この論文は、旧日本軍による太平洋と東南アジア地域でのペスト菌散布構想に触れ、731部隊が中国で実施した6回の細菌戦データに基づいて、実戦効果を推計したことが書かれているという。このほか奈須氏は、｢論文には1940年6月から1941年11月まで、731部隊が中国の吉林省、浙江省などで飛行機でぺスト菌を散布し、感染者はおよそ2万6000人に上ったとの内容があった」と述べた。
この日の集会で、旧日本軍の細菌戦で被害を受けた中国浙江省麗水市の被害者家族は、細菌戦の被害を受けた肉親の多大な苦痛を日本人来場者に語った。また日本政府に対し731部隊が中国で細菌戦を行った真相を明らかにすることを求めたほか、旧日本軍が犯した罪を正視し、被害者と被害者家族に謝罪し、賠償することを要求した。
「中国国際放送局 日本語部」 2011年10月16日
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