渝中区の開放碑の下では8日昼、冷たい雨の中で、黄色い衣装に黒いマスクをつけた「光棍(独身)マン」が通行人の注目を集めていた。「独身マン」は重慶の街中を歩く人に向って「1111回の抱擁」を求めている。
「独身マン」の黄色い衣装の胸元には「光」という字が書かれている。黒いマスクに黒いベルト、黒い靴の彼は雨の中、「独身マンは1111回の抱擁を求める」と書かれたプレートを掲げて立っている。
「そこのお嬢さん、私をハグしてくれますか。」「そこの彼、独身ですか?私をハグしてくれませんか。」人が通るたびに「独身マン」は前に進み出て通行人の同意を求める。若い女性の多くはおおらかに「独身マン」と抱擁を交わして記念撮影までする人もいたが、男性は恥ずかしがる人が多く、互いに肩を叩いて「同病相哀れむ」気持ちを表す人もいた。また「独身マン」の抱擁に応える中年の男性や女性の姿も見られた。
写真は渝中区開放碑で、英国出身のJianさんと記念撮影する「独身マン」。
「人民網日本語版」2011年11月9日