中国中央気象台が16日18時に発表した今冬初の寒潮藍色預警によると、中国の北部と中東部の各地が厳しい冷え込みに見舞われ、局地的に気温が最大で14度下がる見込みだという。今回の寒波は中国の中東部に大規模な降水をもたらすと見られる。人民日報が報じた。
中国中央気象台によると、16日日中に寒波が中国北西部・内モンゴル西部等に影響を与え、全体的に気温が4-8度下がり、局地的に10度以上下がった地域もあった。
今後3日間、寒波の東への移動に伴い、中国北部と中東部の各地で強風・気温低下が生じると見られる。16日20時-19日20時に、河套北部、内モンゴル各地、東北地方、華北地方の各地、黄淮、江淮、江南地方東部で風力4-6級(風速5.5潤オ13.8メートル)の北寄りの風が吹き、気温が6-8度下がると予想される。うち、内モンゴル中東部、東北地方各地、華北地方北部、山東半島等の一部では、気温が10-12度低下すると見られ、局地的には14度低下する恐れがある。
また、寒波は中国中東部各地に大雨をもたらすと見られる。
「人民網日本語版」2011年11月17日