2日に、第1回BRICS友好都市及び地方政府協力フォーラムが、海南省の三亜市で開かれた。中国、ブラジル、ロシア、インド、南アフリカの友好都市及び地方政府の高官、協会の責任者、企業の代表およそ300人が出席した。
開幕式で中国全国人民代表大会常務委員会の路甬祥副委員長が演説を行った。演説の中で路甬祥副委員長は、「新しい情勢の下、国際友好都市のイベントは、友情、互恵共栄、実効性を遵守しなくてはならない。相互尊重、相互信頼、相互包容、相互理解を踏まえて、学びあい、長所を生かし、互恵共栄の協力を強化する必要がある。国民の福祉の向上、各国の共同発展の実現に良好な環境を作るべきだ」と強調した。
今回のフォーラムのテーマは「未来への展望・繁栄の共有・友好都市の発展・協力の推進」。期間中、BRICSの友好都市と地方政府が抱える問題の対応策が話し合われるほか、食糧安全、金融危機、都市の発展、低炭素経済、エネルギー戦略、文化交流・融合などをめぐり、交流が行われたる。
「中国国際放送局 日本語部」2011年12月3日