上海東方衛視の「2012年辰年　春節特別番組発表会」が9日、上海で開かれた。同局は「龍が東方より飛翔し、夢が新たに生まれる」をテーマに一連の春節特別番組を放送する。同局が毎年放送する看板番組「2012年スター新春の祭典」では「夢・家」をテーマとし、劉謙（マジシャン）、姚明（元NBAスター選手）、トニー・レオン（俳優）、ラウ・チンワン（俳優）、周迅（女優）、蕭亜軒（歌手）、胡杏児（女優）、鄭嘉頴（俳優）、林俊傑（歌手）、そして日本からはSMAPを招いて放送する。同番組は1月23日（旧正月初日）の夜7時30分から放送される。東方早報が報じた。

　スターの中で最も注目を集めているのは、日本の人気グループSMAPだろう。同局は昨年の年越し番組に山下智久を招いている。プロデューサーの侯捷氏は、「山下智久とSMAPは共にジャニーズのメンバーだ。当局は昨年の年越し番組に山下智久を招き、今回のSMAPにつなげた。これらの提携を通じて、国際的な人気グループとの提携を広めていきたい。SMAPが中国の地方のテレビ局の番組に出演するのは、今回が初めてだ。またSMAPが春節の特別番組に出演するのも初めてである。これまで他局もSMAPに出演を依頼していたが、最終的に当局が選ばれた」と述べ、SMAPの曲目数についてはコメントを控えた。

　リーダの中居正広、木村拓哉、稲垣吾郎、香取慎吾、草なぎ剛によるSMAPはデビューから20年余りが経過しており、日本の芸能界で圧倒的な人気を誇る。昨年9月、SMAPは温家宝首相の招待に応じ、北京でコンサートを開催した。